痛風とは、節々の痛い病気という意味ですが、その根本には「尿酸」という物質が血液中や体内に、異常に増えてしまうという現象があります。増えすぎた尿酸は、体液に溶けられる限度を超えてしまい、関節の中などで、結晶となります。それらの結晶は、身体にとって、細菌と同じように異物として認識され、白血球などの免疫細胞と戦う事となりますが、その状態が炎症となります。これらの炎症症状は、自然に治ってしまうものですが、放置すると、永い間には腎臓の機能を低下させ、尿毒症になるといわれてきました。つまり、血液中の尿酸の濃度が高い、高尿酸血症の状態が一番大事な問題であり、関節の炎症はそれを警告するものなのです。 高尿酸血症の要因は、体質の遺伝、ストレス、食べ過ぎ、特に尿酸として尿中に排泄されるプリン体を多く含む食品の食べ過ぎや、酒の飲みすぎなどの内、二つ以上の原因が組み合わさって起こってきます。高血圧、肥満ないしは血中のコレステロールが高い、糖尿病的であるなど、成人病のうちガンを除くほとんど全部の異常と深い関係を持ちながら、腎臓障害、動脈硬化、脳卒中、心臓病といった重い病気のいずれにも進む可能性のある重要な代謝異常の一つなのです。
痛風と高尿酸血症の成り立ち
なぜ痛風発作が起こるのか
自己チェックの心得
痛風の検査
治療と予後
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